走るのきらいだけど

風が強く吹いている

風が強く吹いている

あっという間に、気持ちよく読み終えました。
んなことはありえないだろー!と思いつつも
グイグイ引き込まれていく不思議な魅力的なお話。
こういうスポ根ものに非常に弱い。
登場人物たちが走っている間、そのいろいろな熱い思いに同調してしまうらしく、
読書中、ほとんど部分で涙ぐんでました。
異常に気持ちが高ぶってしまって、ストレスで涙が出てくる状態です。
電車の中で鼻水をズルズルいわせながら、
涙を堪えながら、なんだか大変でした。
でも、ホントに気持ちのよい爽やかな読後感。
誰かに読んでみて!と勧めたくなる、もう一度読み返したくなる本です。


あと読んでいて困ったこと。
双子がでてくるんですけどね、ジョータとジョージ。
そのふたりが出てくるたびに、“ザ・たっち”しか頭に浮かばないのよ。
こりゃ困ったね。
あのふたりが駅伝なんて走れるわきゃないじゃん!
もうちょっと想像力を豊かにせなアカンな、と思いました。