殺人者1回目
観てきました、「殺人者」。
う〜ん。
これは、なかなか感想の書きづらいお芝居でございますね。
だから、大したことは書きません。
だけど、一応畳んでおきます。
パンフレット等々も読まず、予備知識なしに見たので、
最初は誰がどうで何なんだ?と戸惑いましたが、
話が進むうちに、
「あぁそうだ!赤堀さんが作るものはこんな感じやったなぁ」と
素直にお話に集中できるようになったような気がします。
ま、あの、「演技者。」での数作しか存じ上げない私が
そんなふうに言うのは、まったく以っておこがましいですが。
みんながそれぞれの事情で疑心暗鬼になり、均衡が破られていく、
なんだか常に焦燥感・不安定の付き纏うお話でした。
で、最後のほうのお父さんの言葉に泣いた。
以前、赤堀さんの書かれた「アメリカ」でのとある場面でも、
突然泣かされたけど、今回も突然きた。
気づけば涙しておりましたよ。
家族とイマイチ上手く付き合えない自分と重なったからなのか
なんなのかはわかりませんが、打ち抜かれました。
は〜やられた。
三宅さんは、とてもやさしい普通の青年で、
魚屋姿がSO SWEETでございました。
あと、みのすけさんを見ていると、
特ダネ!リポーターの大村さんを思い出します。
似てません?
骨格が似てるから声も似てる。
そんなどうでもいいことばかりが気になってしまいました。
難しいのか、そのまま感じればよいのか、
理解できているのかいないのか、それさえも判断できない。
明日も観ます。
また違ったことに気づくことができるかもしれない。
秋野さん曰く、2度観てわからなかったら災難、らしいので、
心して観よう。