殺人者1回目

left__hand2007-02-24



観てきました、「殺人者」。
う〜ん。
これは、なかなか感想の書きづらいお芝居でございますね。
だから、大したことは書きません。
だけど、一応畳んでおきます。






パンフレット等々も読まず、予備知識なしに見たので、
最初は誰がどうで何なんだ?と戸惑いましたが、
話が進むうちに、
「あぁそうだ!赤堀さんが作るものはこんな感じやったなぁ」と
素直にお話に集中できるようになったような気がします。
ま、あの、「演技者。」での数作しか存じ上げない私が
そんなふうに言うのは、まったく以っておこがましいですが。


みんながそれぞれの事情で疑心暗鬼になり、均衡が破られていく、
なんだか常に焦燥感・不安定の付き纏うお話でした。


で、最後のほうのお父さんの言葉に泣いた。
以前、赤堀さんの書かれた「アメリカ」でのとある場面でも、
突然泣かされたけど、今回も突然きた。
気づけば涙しておりましたよ。
家族とイマイチ上手く付き合えない自分と重なったからなのか
なんなのかはわかりませんが、打ち抜かれました。
は〜やられた。


三宅さんは、とてもやさしい普通の青年で、
魚屋姿がSO SWEETでございました。
あと、みのすけさんを見ていると、
特ダネ!リポーターの大村さんを思い出します。
似てません?
骨格が似てるから声も似てる。
そんなどうでもいいことばかりが気になってしまいました。


難しいのか、そのまま感じればよいのか、
理解できているのかいないのか、それさえも判断できない。
明日も観ます。
また違ったことに気づくことができるかもしれない。
秋野さん曰く、2度観てわからなかったら災難、らしいので、
心して観よう。