NO MAN'S LAND

left__hand2007-06-23


NO MAN'S LAND

シアター・ドラマシティにて
坂本さんの舞台を観てきました。


ネタバレもあるかもしれないので、ご注意を。
明日1回を残すのみですが。


まー、あれですね、重たいですね。
映画「硫黄島からの手紙」を見終えたときと同じ気分です。
戦争というのは、誰も幸せにしてくれないから。
ホントになんて意味のないことをやっているんだ、と突きつけられるばかり。
苦しい。


ところどころ笑えるシーンがあったのは救いだったか。
ツェラの脚が色白ツルツルの流れはアドリブやったんかな?
非常にうまいもっていき方だったけど。
そして、たばこを3人で分け合って、幸せそうにしているシーンでは、
なんかよくわからんけど、涙が出たな。
ホントに3人が幸せそうで。
みんな普通に母国を愛する、愛する人が待っている、普通の人間なのにって。
これを観て、自分がどうすりゃいいのか、何を考えたらいいのかよくわからんけど、
いま、平和に普通のくらしができていることに感謝して
大切にしなきゃならないんだな、と思います。


坂本さんは、ん〜演技がどうこうはよくわからんけど、
身体の厚みがすごいですねー。(そこ?)
どんどんムキムキなってゆきますね。うふふ。
ツェラ役の市川しんぺーさんは、なんかすごいですね。
おなかをいっぱい揺らされて、ぶよんぶよんなってました。
あ、すごいのはそこじゃなくて、
寝ころんでるばかりで表情がほとんどわかんないのに、
場をさらっていけるんだもん。
迫力満点でした。すばらしかったです。


三宅さんの「殺人者」以来の舞台鑑賞でしたけど、
なんか重たいのが続いてるな。
ちょっとそろそろパァ〜っとバカみたいに明るくて、
幸せな気分になれるものが観たいです。
井ノ原氏絶賛の「ハイ スクール・ミュージカル」とか観に行っておいた方がいいですかね。