千秋楽

left__hand2007-03-19



「ここで一緒にケーキでも食べませんか」


「僕と一緒に5分間、ケーキを食べながら時間を潰しませんか」


ロミオとジュリエットのようなシチュエーション。
すてきな誘い文句だった。



「殺人者」千秋楽。
みなさま、お疲れ様でございました。
2回目・3回目のカーテンコールでは能面・山本さんも参加。
赤堀さんからのご挨拶は「おおきに!」。
4回目は三宅さんひとりやったかな…
5回目は赤堀さんと登場し、
お互い手を振り合って、それぞれの家へと帰っていった。
6回目、最後は一人で登場。
家へ帰ると見せかけて、テーブルの周りを回って、
中央の階段を上って、さようならでした。
(若干記憶はあやふや。回数が合ってるかはワカリマセン…)


三宅さんは舞台での感情表現がお上手になられましたね。
「世紀末の少年」とか「卒業」とかのことを思うと、ホントに。
大きな声で台詞をまわしてらっしゃるけれど、
細かい感情が見えないな、と思っていた。
でも、「進海丸」を経て、ものすごく変わった。
声の抑え方、表情、動きが、お芝居の流れに自然になったなぁ、と感じました。


ただ、直前で褒めといてなんですが、
今回のお芝居の中では、恋愛感情というのがイマイチ見えにくかった。
恋愛と言うよりあこがれ、だったのかもしれないけれど。
1週間前の雨の日に告白された真実を抱え、
ただの浮かれた恋ではなかったことを考えると、
見えにくいのは仕方がないのかな、と納得してみました。


なんかエラソーなことばっかり書いて申し訳ない。
私のボキャブラリーではこんなふうにしか書きようがない…スミマセン。


今回の舞台は、私には難しすぎたけれど、
また次が非常に楽しみになりました。
「成長し続ける男・三宅健」YOUの男気をこれからも期待してます!