大人なアニメ

こんなにホンワカしているのになー


チェコアニメ映画祭 2006

http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/cesk06/06TOP.htm
神戸アートビレッジセンターで公開されていたので観に行ってきた。
A〜Dの4つのプログラムがあったので、4回券を購入。
2週にわたって、1日2プログラム。体力的にはけっこうツラい。


チェコのアニメといえば、「クルテク」が有名ですね。
配られていたリーフレットにもかわいいイラストがいっぱいだったから
ワクワクしながら行ったんやけど、ちょっとね、予想と違ったなー。
ものすごい大人な内容で、ブラックなんだよ。
コウツキーやパヴラートヴァーの作品は
男女のいろいろな関係を風刺した物や、世の中のドロドロしたものを
日本人にはない感性のアニメーションで表してらっしゃるのですが、
見ていて、非常になんというか…不快だった。
私は、アートにエロやグロは要らない思っている人なので、
あぁいうのを見るのは非常にしんどい。
親子連れも数組来ていたんやけど、あまりの内容に途中で出て行ってしまったくらい。
そらそうだ、あんな映像*1子どもには見せらんない。
あれが芸術なのか…あれが素晴らしいのか…わかんないなぁ。


だけど、ポヤルの「ふしぎな庭」シリーズはかわいかった。
ジャイアンのび太スネ夫+1みたいな少年たちは
ちょっと気持ち悪いけど、
しゃべっていること、行動がとてもリアルで可愛いんだ。
クスッと笑わせてくれる。
自分が生まれるよりも前に作られた作品なのに、
こんなことができたのか!と感心、歓心。
猫がかわいかったなぁ。
お菓子を食べ過ぎて虫歯・腹痛を起こす超オレサマ猫。
愛おしい。
あれのぬいぐるみがほしいにゃー。
↓これは熊だけど、猫もこんな感じ。にゃー。
http://columbia.jp/dvd/titles/artanime/bje.html


まぁ、そんな感じで私にとっては非常に微妙な映画祭でございました。
はい。

*1:まぁ言ってしまえば男女の営みですよ。