寸止め王子

KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2006
mirror 〜The Music Mirrors My Feeling〜
◎9月23日(土・祝) 18:00〜 サンドーム福井


田んぼの民家の向こうにサンドーム。
夏に訪れた嵐は「初のドームコン!」とかわいいことを言っていたそうですが、
非常にのどかなところにドーンと現れる異様な建物。
1時間に1,2本しかない列車、駅から徒歩15分…実に不便なとこだったですね。
光一さんも

  • 飛行機から地上を見て「ここは日本か!」と思いました。
  • それだけステキなとこだな、ということです。
  • 1歩出れば民家ですからね。なかなかないですよー。
  • 夜は蛙の歌がすごいんじゃないですか。蛙に負けないように歌わないと。

とちょっと寒いことを言うたりしながら、のどかな風景に感嘆しておられました。


以下は大したことは書いておませんりませんが、一応隠しておきます。


コンサートは実にシンプル。
ステージに大きな仕掛けはなく、光一さんの身ひとつ、
そしてMAとダンサーさんとバンドさんだけで魅せる、という感じ。
そして、光一さんは美しかったです。
光を纏ってるね。
なんか色々キラキラ振りまきながら外周歩いてたよ、あの人。
あのフィルムフェスタのジャージのオッサンはこーちゃんじゃないよ、きっと。
そんなキラキラしてる人やけど、
ファンの差し出す手に“触れる”のではなく、
“殴る”“叩き付ける”のオトコマエな触れ合いをし、MCではオセクハラおやじになる。
こーいち七変化。
すてきやなー。


肝心の内容ね。アルバム曲は全部やったのかな。
それぞれ丁寧に1曲1曲歌って踊ってらしので、どれもじっくり聴けてよかったな。
「ヴェルヴェット・レイン」が意外とよかった!
CDの音を聞いているだけじゃ何とも思ってなかったのだけど、
ギター弾きながら歌っている姿を見たら、
とても男臭くて格好良くて、ぽやーんと見とれてしまった。
あとはー、「Spica」。
レコード会社の方に「ファンの人たちに評判がいいそうですよ」と聴いて、
「えっそうなの?意外だったけど、そういうことなので心を込めて歌おうと思います」だそうな。
天井のキラキラした照明もキレイで、とても気持ちよかった。
しかしねー、今回は衣装がイマイチだなー。
和モノのお衣装がゴージャスなガウン風なのとか、
赤いジャケットとコート(のようなもの)がどうにもこうにも…とか。
まぁ、中身がステキやからエエか。


でも、あれですね、普段ドームでコンサートをされている演者と、
それの距離に慣れているお客さんで構成されたステージというのは、
V 6のときとずいぶん違うもんですね。
ま、アーティストが違えば魅せたいものが違うのだから当たり前なんだけども。
比べるもんじゃないんだけど、V 6のコンサートに慣れている人間としては、
ちょっとだけステージと客席との距離感が寂しいなーと感じた。
でも、光一さんのファンの方々は、非常にアットホームなコンサートだったと
感じられている方が多かったようなので、あぁそういうものなのかー、と。
V 6がフレンドリーすぎるんだろうかね。


あー、V 6のコンサートが恋しくなった。
夏コンもう一度見たいなぁ。
夏コン、夏コン…はっ!夏コンの感想が途中で止まったままだわー。
気づかなかったことにしよう。そうしよう。


◆今日の光一さん語録
しかも“はいじょびん”なんだよ!
前日までドラマの撮影をしていて、ものすごいドアップを撮られ続けたという話で、
それがハイビジョンであった、と言いたかったそうだ。
そのときに秋山が「毛穴とかで芝居してんじゃないの」って言ったのが非常におもしろかった。
秋山の毛穴がいろいろ蠢いている様をちょっと想像してしまいました…濃いなぁ。
寸止めドーム
[SUNDOME FUKUI]をローマ字読みすると、「すんどめ ふくい」になる。
というのをバンドメンバーが発見したらしく、
MC中に楽しそうに「寸止め」を連発した末に、
「福井」はどっかに消えて、ドーム名が“寸止め”になっちゃった…